老若男女の多くが、自分や他人の口臭を気にしたことがあると言います。口臭は自分では気付きにくいということもあり、余計に気になってしまう傾向があります。

最近では、オーラルケアの意識が日本でも高まっています。
口臭トラブルの原因で多いのが、虫歯や歯周病です。何もせずに放っておくと、虫歯・歯周病の悪化、またひどくなると歯槽膿漏を招くこともあるので注意が必要です。そうなる前に、正しいオーラルケアの知識を身につけておくことが大事です。
日々の口臭ケアは、やはり丁寧な歯みがきが重要になります。力まかせにゴシゴシと磨くのではなく、歯ブラシで歯茎を優しくマッサージするようにブラッシングすることが基本です。

また、歯ブラシだけではどうしても磨ききれない箇所も出てきてしまいます。それが、歯と歯のすき間です。
歯と歯のすき間には歯垢がつきやすく、虫歯や歯周病が発生しやすいと言われています。通常の歯ブラシだけでは磨けないので、「デンタルフロス」や「歯間ブラシ」を使ってケアしましょう。
歯茎の間や奥歯の隙間などの細かいところをデンタルフロスなどで丁寧に磨き、食べカスや汚れをきれいに取り除くことで、虫歯や歯周病、口臭トラブルのリスクを防ぐことができます。

このように、正しいオーラルケアで口内を清潔に保つことは、口臭予防だけでなく虫歯や歯周病を防ぐことにもつながります。口内が健康だと美味しく食事ができ、他人とのコミュニケーションにも自信が持てるようになります。
正しいオーラルケアの方法を知って実践していくことが、自分やその周りの人たちのためにも大切な口臭エチケットになります。